セールスフォース・ドットコムは7月1日、中小企業庁が制定する「中小企業魅力発信月間」に併せて、スタートアップ企業のビジネスを支援するプログラム「Salesforce スタートアッププログラム」を開始した。

同プログラムは、採択された国内スタートアップ企業を対象に、同社が事業運営で培った知見やノウハウ、Salesforce製品を通じて、ビジネスのブラッシュアップ、営業スキルの向上、組織体制の構築支援を無償で提供するもの。

プログラム期間は3ヶ月で、複数の企業を選定し完全オンラインで開催する。プログラム提供として、The Model型組織体制のノウハウ提供(フレームワーク/インサイドセールス/フィールドセールス)、 顧客理解を深めるワークショップ、Salesforce Venturesをメンターとした壁打ちなど。

また、 Salesforce製品ライセンスを「Sales Cloud Enterprise Edition(最大5ライセンスまで)」あるいは「Sales Cloud Enterprise Edition (最大5ライセンスまで)+Pardot Plus Edition」のいずれかが無償提供される。 エントリー期限は8月31日 12時。

採択条件は、 設立5年以内かつSaaSプロダクトを持つBtoB SaaS企業、すでに商品サービスを市場に投入し、市場的価値が見込まれスケールする将来性がある企業、将来AppExchange化が想定されたプロダクトを持つ企業、セールスフォース・ドットコムのビジネスモデルやビジョンに共感を持ち、応用しながらビジネス成長に向けて取り組まれる企業、The Modelをビジネスとして取り入れたい企業。

採択までのプロセスは、 7月上旬から複数回開催予定の説明会に参加し、応募ページから8月31日 12時までにエントリー。9月1日からは書類選考およびSalesforce Venturesと面談し、10月1日に採択となる。説明会への参加は、申し込みページより登録する。