Raspberry Pi財団は6月1日、独自に開発したマイクロコンピュータ「Raspberryシリコン - RP2040」を一般ユーザー向けに発売した。スイッチサイエンスのECサイトを通じて販売開始する。価格は1,265円。

  • Raspberryシリコン - RP2040

「Raspberryシリコン - RP2040」は、デュアルコアのArm Cortex-M0+を内蔵したマイコン。2021年1月に発表された製品で、これまではRaspberry Pi財団および、限定パートナーから提供される開発基板のコンポーネントとしてのみ入手可能だったが、今回、一般ユーザーが同製品を買えるようになった。

スイッチサイエンスのECサイト「スイッチサイエンスウェブショップ」では、10個パック(カットテープの状態)で販売。また同製品を搭載した自社開発基板の販売も検討する。なお、同社は昨今製品の供給まで時間を要する状況が続いているとして、同社からの本格的な販売は「少し先になる」との見通しを示した。