大塚商会は4月26日、DX推進に必要な「実際の業務」をイメージでき、課題やニーズの「気づき」へとつなげることのできる展示場である「DXオフィス」を本社ビルに開設した。

広さは約200m2で、展示システム数は約50システム。展示期間は2021年12月28日まで。なお、DXオフィスは事前申込制となっている。

  • 「DXオフィス」

入り口(入退室管理)は、感染症対策を想定し、AI・IoTを活用したサーマルカメラによる温度測定、マスクチェックや顔認証によるドア開錠を展示。

総務・経理部スペースでは、固定席での業務を想定。電子帳簿保存法改正に対応するためのペーパーレス化、電子契約/文書管理システムを紹介。

営業・企画部ブースでは、固定席を必要としないシーンを展示。外出が多い営業職の効率化につながる小口精算などの社内申請業務の電子化ソリューションや、フリーアドレス、ハドルミーティングに必要なシステム、ファニチャーを展示している。

そのほか、電子ホワイトボードやWeb会議システムを活用した会議室、データ量・通信量の増加に対応する回線の紹介のほか、多層防御でセキュリティを強固にする対策やバックアップ対策等を展示するサーバールームもある。