日本エイサーは4月22日、Chrome OSを搭載した小型デスクトップPC「Acer Chromebox」の新製品(3モデル)を発表した。法人や文教向けとして、5月下旬から順次発売する。価格はオープン。

  • Acer Chromebox

GoogleのChrome OSをインストールしたノートPCは「Chromebook」と呼ばれるが、Acer ChromeboxはChromebookのデスクトップ版と思えばよい。Androidスマートフォンと同じように、Google Playから多くのアプリをダウンロードして使える(すべてのAndroidアプリが動作するわけではない)。複数の端末を一括で設定する「ゼロタッチ登録」機能もサポートしている。

  • Acer Chromebox

本体は幅148.5×奥行150×高さ40mm、重さ約620g(スタンド装着時は約650g)と小型軽量で、VESAマウントキットが付属。同じくVESAマウントに対応した液晶ディスプレイの背面に装着して運用することもできる。

スペックによって3モデルを用意し、最上位の「CXI4-F58U」は、CPUがIntel Core i5-10210U、メモリがDDR4-2666 8GB(増設不可)、ストレージが256GB M.2 PCIe NVMe SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics(CPU内蔵)。

インタフェース類は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0、microSDカードリーダー、USB 3.2 Gen2 Type-A×5、USB 3.2 Gen1 Type-C(USB PD、DisplayPort Alt Mode)、HDMI、ヘッドセット端子など。日本語Chromeキーボードと光学マウスが付属する。

  • 前面と背面のインタフェース類(エントリーモデル「CXI4-F14N」)