JTBパブリッシングは、同社の旅行ガイドブック「るるぶ」として、初の掲載エリアとなる「宇宙」を扱った宇宙旅行のためのガイドブック「るるぶ宇宙」を3月30日、発売した。
同書は、民間企業の参入で注目を集める宇宙旅行先として、現在(2021年3月30日時点)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一宇宙飛行士が滞在しており、2021年春には星出彰彦宇宙飛行士も滞在する予定の国際宇宙ステーション(ISS)を例に、宇宙での暮らしや食についての特集が掲載されているほか、1000万円代から1000億円まで、民間各社が実際に考案している宇宙旅行プランの最前線や2020年12月のサンプルリターン成功が話題を呼んだ小惑星探査機「はやぶさ2」をはじめとする宇宙開発のいまを紹介する内容となっている。
また、宇宙旅行の未来プランとして、現在計画されている月面探査計画や火星探査、地球外生命体探索、月や太陽以外の太陽系惑星を旅するための基本情報なども掲載しているほか、日本全国の科学館・技術館などといった宇宙スポットに関する情報なども掲載されており、今すぐ役に立つものから来るべき宇宙旅行に備えるものまでバラエティに富んだ内容となっている。
「宇宙葬」や「宇宙食」、はては宇宙を題材にした書籍や漫画なども紹介されており、宇宙をさまざまな視点で楽しむための一冊となっている。
販売価格は1100円で、全国の書店などで販売されている。