テレコムサービス協会MVNO委員会、およびその参加MVNOであるイオンリテール(イオンモバイル)、インターネットイニシアティブ(IIJmio)、オプテージ(mineo)は3月12日、各事業者のユーザーが、コミュニケーションアプリ「LINE」で年齢を確認するために必要となる、年齢情報通知を開始すると発表した。

  • 実際の設定方法の例

今回の取り組みは、青少年保護および利用者の利便性を両立させるためのもの。これまでMVNOのユーザーは「LINE」内で年齢確認ができず、「LINE ID検索」や「オープンチャット」といった機能が利用できなかった。今回、MVNO委員会にてLINEと調整した結果、各MVNOからLINEに対し、申し出たユーザーの年齢情報を通知することにより、「LINE」内での年齢確認が可能となった。

提供開始時期は、「LINE」バージョン11.3.0以降の配信開始後(イオンモバイルでは3月下旬以降に提供予定)。最新版にアップデートすることで、LINEの「設定」内にある「年齢確認」から設定できるようになる。年齢確認を行うことで、18歳以上のユーザーは「LINE ID検索」や「オープンチャット」などの機能が利用可能になるという。

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