イオンリテールは、同社のMVNOサービス「イオンモバイル」の料金プランをリニューアル。10GBまでのデータ容量を1GB単位で選択できる料金プラン「さいてきプラン」を新設するとともに、既存の料金プランも大幅に値下げすることを発表した。

  • イオンモバイル 新料金体系(2021年4月1日~)

4月からの料金プランでは、「さいてきプラン(0.5GB~10GB)」と「さいてきプランMORIMORI(12GB~50GB)」、そして60歳以上が対象の「やさしいプラン」(0.2G~8G)という3つの料金体系となり、利用状況にあわせて選べるようになる。SIMの種類は、すべての料金体系において、用途にあわせて「音声SIM」「シェア音声SIM」「データSIM」から選べる。

料金プランの変更は、「イオンモバイル マイページ」から、ユーザー自身で行える。最大10GBまで1GB単位で選べる「さいてきプラン」は 契約後も利用状況に合わせて毎月変更可能。従来どおり、余った容量は翌月に繰り越せるという。

また、料金体系の新設にともない、容量に関わらずほぼ全ての現行料金プランを値下げした(最大1,800円値下げ)。オプションサービス「050かけ放題」の月額料金も980円に値下げとなる。

すでにイオンモバイルを利用しているユーザーは、4月利用分より自動的に値下げ料金となり、プラン変更やエントリーなどの手続きは不要。イオンモバイルから他事業者へ乗り換える際のMNP転出手数料も廃止される。

  料金帯(価格はすべて税別)
プラン名 音声プラン シェア音声プラン データプラン
さいてきプラン(0.5GB~10GB) 930円(0.5GB)~1,880円(10GB) 1,580円(4GB)~2,180円(10GB) 480円(1GB)~1,480円(10GB)
さいてきプランMORIMORI(12GB~50GB) 1,980円(12GB)~5,980円(50GB) 2,280円(12GB)~6,280円(50GB) 1,580円(12GB)~5,580円(50GB)
やさしいプラン(0.2GB~8GB、60歳以上が対象) 880円(0.2GB)~1,480円(8GB) 1,580円(6GB)~1,780円(8GB) 580円(3GB)~1,080円(8GB)