KDDIは3月4日、チームラボと合同で、通信やスマートフォンを活用した体験型アート作品の展示を実施すると発表した。会場は、東京・銀座の「GINZA 456 Created by KDDI」(以下、GINZA 456)で、会期を2回に分けて異なる作品を展示する。入場は予約制で、入場料は無料。オンラインでも体験できる。
第1弾「Walk Walk Walk Home」
第1弾は「Walk Walk Walk Home」。用紙に描いたキャラクターの絵をアップロードすると、集まった世界中の人々が描いたキャラクターとともに、YouTube上で歩き出すというもの。キャラクターが歩き出す時、描かれた場所の町名を表記する。GINZA 456や自宅から参加可能で、世界中の人たちとつながった巨大な作品空間が創られる。
キャラクターを描く用紙は公式サイトからダウンロードでき、紙に印刷してから絵を描いて写真を撮ってアップロードできる。スマートフォン上で直接描いてもよい。Youtubeで鑑賞する場合は、「Walk, Walk, Walk Home」と検索すると見つけやすい。
オンラインでは3月4日から参加可能となっており、GINZA 456では緊急事態宣言解除後~4月中旬から展示の予定。
第2弾「捕まえて集める境界のない群蝶」
第2弾は「捕まえて集める境界のない群蝶」。5Gによってもたらされる、リアルな世界とデジタルな世界の境界がなくなる未来を想像したプロジェクトで、スマートフォン用のGINZA 456専用アプリを使ってさまざまな種類の蝶を捕まえ、観察し、自分だけのコレクション図鑑を作成していく。
「捕まえ、観察し、解き放つ」がコンセプトで、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことが主眼となっている。こちらは4月中旬から5月末頃に発表の予定。