Natureは3月1日、東京電力と関西電力エリアの家庭を対象とした電力小売サービス「Natureスマート電気」を提供開始した。今後、同社が手がけるスマートリモコン「Nature Remo」と連携し、電力量料金単価に応じた家電の自動操作が可能になる予定だ。

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    Natureスマート電気

電力の需要供給に応じて電気料金が連動する変動制プランで、マイページから翌日の電力量料金単価(1kWhあたり)を確認でき、「電気代が高い時間には家電の利用を控え、安い時間に消費電力の大きい洗濯機や乾燥機を使うことで、電気代を節約できる」とする。

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    マイページのイメージ

電気代を節約することで、電力需要のピーク分散にも繋がり、「火力発電所の不要な稼働を減らし、温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減に寄与する」としている。また、電力卸売市場価格が高騰するリスクをふまえて電力購入料の上限価格を100円に設定し、ユーザーのリスクが限定的になるよう設計したという(電力購入料の他に託送料金、再エネ割賦金、事業運営費がかかる)。

スマートリモコン「Nature Remo」との連携を2021年5月に予定しており、あらかじめ設定しておくと、電気代が高くなる時間にエアコンが反応し、自動で設定温度や風量の調節を行って電気代を節約するといったことが可能になる。プランや料金の詳細は同社Webサイトを参照のこと。