ティーピーリンクジャパン(TP-Link)は2月12日、Wi-Fi 6対応トライバンドルータ「Archer AX90」を発表した。2月25日から国内向けに発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別24,800円前後。

  • Archer AX90

Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)に準拠し、最大で4,804Mbps(理論値)の転送速度を実現するトライバンドルータ。ルーターにかかる負荷を3つの帯域に分散させることでトラフィックの混雑を解消するとし、5GHzと2.4GHzのバンド切り替えを自動で行うことで、最適な接続状態を得られる「スマートコネクト」機能に対応する。

8本の外部アンテナに加え、Wi-Fiをデバイスに集中的に飛ばす「ビームフォーミング」機能により、広範囲かつ安定したWi-Fi環境を構築できる。8ストリーム対応により、複数の端末がWi-Fiを使っていてもクラウドゲーミングや8K動画のストリーミング再生などを同時に行えるという。

また、同社のOneMesh中継器と連携してメッシュWi-Fi化し、安定したネットワークを作り出す「TP-Link OneMesh」にも対応する。

  • 背面には、2.5Gbps WAN/LANポート、Gigabit WAN/LANポート、Gigabit LANポート×3などを備える

OpenVPNとPPTP VPNサーバー機能を搭載し、外部から自宅のネットワークにアクセス可能。有線ルータに接続してWi-Fiのアクセスポイントとして利用できるブリッジモードも備える。また、最新のWi-Fiセキュリティ規格「WPA3」に対応するほか、利用時間やコンテンツを保護者が制限するペアレンタル機能も備える。

本体サイズはW110×D110×H114mm、重さは590g 。アンテナは外部アンテナ×8。ポートは2.5Gbps WAN/LANポート×1、 Gigabit WAN/LANポート×1、Gigabit LANポート×3。加えてUSB 3.0とUSB 2.0ポートも備える。3年保証付き。