エレコムは1月26日、Wi-Fi 6(11ax Draft)に準拠した無線LANルータのスタンダードモデル「WRC-X3000GSN」を発表した。1月下旬から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は9,980円前後(税別)。
複数端末の同時接続に適した、Wi-Fi 6準拠の無線LANルータ。回線が混雑しにくいIPv6 IPoEインターネット接続にも準拠する。通信速度は5GHz帯で最大2,402Mbps(理論値)、2.4GHz帯で最大574Mbps(理論値)。
送信速度が大きく向上するワイドバンド5GHz 160MHzに対応し、複数台の接続に強いOFDMAや、より快適な帯域(5GHz/2.4GHz帯)を自動で選択・接続する「バンドステアリング機能」、集中して電波を送信する「ビームフォーミングZ」などの機能を備えている。
セットアップ時は、WPSボタンを押すだけで自動的に使用中のルータ情報(SID・暗号化キー)をコピーでき、手入力で設定しなくともテレビやスマホ、 タブレット、 PCなどが使える「らくらく引っ越し機能」や、ネットの使いすぎを防止する「こどもネットタイマー3」などが利用できる。また、自動で最新のファームウェアにアップデートされる。
主な仕様は、本体サイズがW90×D140×H207mm、重さが600g。内蔵アンテナ数は4本(2.4GHz帯 送受信2本/5GHz帯 送受信2本)。セキュリティ機能は、WPA2 Personal(AES)/WPA Personal(TKIP)/WEP(64bit/128bit)。対応OSは、Windows 10、Mac OS X Yosemite 10.10~macOS Catalina 10.15。