WZソフトウェアは1月22日、Windowsで愛用者の多いテキストエディター「Wz Editor」初のMac版「WZ Editor for Mac」を発表した。Windows版と同等のキー操作を再現しており、同等の感覚で扱えるのが特徴。

価格は税別7,800円。販売はWZソフトウェアのWebサイトでのダウンロード販売のみで、Mac App Storeでは販売しない。販売開始は2021年春の予定。1ライセンスで3台までのMacに導入できる(同時使用は不可)。すべての機能が2月いっぱい試用できるプレビュー版を用意している。

  • Wz Editor初のMac版「WZ Editor for Mac」が登場。メニューにコマンドの頭文字が表示されているのがMacらしからぬ点といえる。画面や操作性をひたすらWindows版に合わせたのもポイント

Windows版の操作性や画面を色濃く継承したのが特徴。Windows版と同等のキー操作で扱えるようにしており、コマンドの頭文字を用いて「option+F」のようにキー操作をすれば、マウスやトラックパッドに手を動かすことなく素早く機能が実行できる。

  • こちらはWindows版WZ Editorの画面

カスタマイズできる項目が多く用意されており、ファイルのタイプごとに設定を変えて記憶できる。ファイルを一覧表示してコピーなどの機能が実行できるファイラーも搭載する。キーの定義をVZ Editor、MIFES、Emacs、秀丸エディタライクから選択する機能や、メニューバーを秀丸エディタライクにも設定する機能も備える。

Macシリーズ特有の機能としては、MacBook Proのタッチバーにも対応しており、ファンクションキーに割り当てたコマンド名称をタッチバーに表示して操作できる。

  • MacBook Proのタッチバーにも対応する