Hi-Unit(ハイユニット)は、“有線ピヤホン2”「HSE-A2000PN」を1月21日に発売する。価格は3,600円(税込)。全国の家電量販店やタワーレコード、TSUTAYA、e☆イヤホンなどで販売する。カラーはガンメタリックとピンクの2色。

  • HSE-A2000PN

    HSE-A2000PN

ロックバンド「凛として時雨(りんとしてしぐれ)」のドラマー・ピエール中野氏が音質をチューニングした有線イヤホン「HSE-A1000PN」(2020年3月発売、税込1,700円)に続く第2弾モデル。

Web会議などで使えるマイク付きの有線ピヤホンが欲しい、というユーザーの声を受け、「HSE-A2000」(2018年発売、税込2,445円)をベースに、1ボタンタイプのリモコンマイクを追加した。グラフェンコート振動板を採用した8mm径ダイナミック型ドライバーや、アルミ削り出しのハウジングといった基本仕様はHSE-A2000と共通。

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    “有線ピヤホン2”はHSE-A2000をベースに開発

サウンドに関してはHSE-A1000PNを軸にしつつ、「聴き心地と音楽への没入感」を進化させて「聴けば聴くほど心地よくなるイヤホン」を目指した。「低音域はバスドラムとベースサウンドの生々しさを向上させ、高音域は澄みわたったクリアさを楽しめる」としている。

第1弾モデルでは、ピエール中野氏が自ら中国にあるHi-Unitの開発・製造拠点まで赴いてチューニングを追い込んだ。しかし“有線ピヤホン2”の開発ではコロナ禍で中国に渡航できなかったため、「両国間での意思疎通と試作品の行き来を綿密に行うことで、ピエール中野氏の意向を充分に反映させたチューニングを実現した」とのこと。

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    “有線ピヤホン2”では、ピエール中野氏の意向を充分に反映させたチューニングを実現

再生周波数帯域は5Hz~40kHz、インピーダンスは16Ω。ケーブルの長さは1.2mで、入力はステレオミニ。重さは約10g。XS/S/M/Lの4サイズのイヤーピース(HSE-A2000はXS/S/Mのみ)、ケーブルのタッチノイズを軽減するためのクリップ、オリジナルデザインのキャリングケースが付属する。パッケージにもオリジナルデザインを採用した。なお、“有線ピヤホン2”の発売後も、既存のHSE-A2000は併売する。

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    付属のケーブルクリップ

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    オリジナルデザインのキャリングケース

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    オリジナルデザインのパッケージ

ピエール中野氏のコメント

大切なことなので、繰り返し何度でも伝えます。

音楽をレコーディングする現場では、より良い音を届けるために計り知れないほどの労力と技術と時間が費やされています。

楽器ひとつひとつの音作りから、奏法、録音マイクの選定、マイクの立て方、ミックス、マスタリングなど、様々な音にこだわる工程を経て、音楽はリスナーに届けられています。

では、リスナーが音楽を聴く環境はどうでしょうか。送る側がどれだけこだわったとしても、もし受ける側の環境が整っていなければ、ミュージシャンが本当に届けたかった音楽を受け取ることはできない! そう思って取り組んでいるプロジェクトが、有線・無線それぞれの「ピヤホン」なのです。

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    ピエール中野氏

“有線ピヤホン1”を発売してからの反響は凄まじく、「今まで聴こえなかった音が聴こえる」、「ライブ会場にいるみたい」、「今まで使っていたイヤホンは何だったんだ……」などなど、様々な感動の声が届きました。

「こんなイヤホンを作って欲しい」という要望も増えるなか、特に多かったのがマイク付きの有線イヤホンでした。

リモートワークにも便利に使えて、さらにはピヤホンクォリティの高音質で音楽が楽しめる。これからの時代に理想的なイヤホンです。音楽好きはもちろん、仕事でも使える良いイヤホンを探している方にもマッチするでしょう。

音質はピエール中野が責任をもってチューニングしました。“有線ピヤホン2”をひとりでも多くの方に楽しんでいただけることを願っています。