ファンレスの静音X570マザーボード

ASUSの「ROG Crosshair VIII Dark Hero」は、AMD X570チップセットを搭載するハイエンドマザーボード。Intel GbEとRealtek 2.5GbEを備えるなど、仕様は従来の「同 VIII Hero」に近いが、大きな違いは、X570モデルでありながら、ファンレスの静音仕様であることだ。価格は50,000円前後。

  • ASUSの「ROG Crosshair VIII Dark Hero」。チップセットファンが非搭載だ

    ASUSの「ROG Crosshair VIII Dark Hero」。チップセットファンが非搭載だ

  • バックパネルは、従来と同じに見える。Intel GbEとRealtek 2.5GbEを備える

オーバークロック特化のB550マザー

MSIの「MEG B550 Unify-X」は、AMD B550チップセットながら、オーバークロックに特化したマザーボードだ。メモリは2スロットに抑えたことで、より高クロックでの動作が可能。液体窒素を使用した"極冷"にも対応しているという。Realtekの2.5GbEや、M.2スロット×4を搭載することも特徴だ。価格は36,500円前後。

  • MSIの「MEG B550 Unify-X」。ブラックで統一した質実剛健なモデルだ

  • Wi-Fi 6を搭載するなど、インタフェースは豪華。B550なのでコスパが高い

GeForce RTX 3090には本格水冷モデル

GIGABYTEの「AORUS GeForce RTX 3090 Xtreme Waterforce WB 24G」(GV-N3090AORUSX WB-24GD)は、水冷VGAクーラーを標準搭載したGeForce RTX 3090グラフィックスカード。別途、ラジエータやポンプ等を用意する必要があるものの、ブーストクロックは1,785MHzへと、大幅に高速化されている。価格は267,500円前後。

  • GIGABYTEの「AORUS GeForce RTX 3090 Xtreme Waterforce WB 24G」

  • 映像出力は6端子を搭載。アダプタ無しでトリプルHDMI出力が可能だ

また、水冷仕様のGeForce RTX 3090グラフィックスカードを搭載した外付けボックス「AORUS RTX 3090 Gaming Box」(GV-N3090IXEB-24GD)も発売となっている。インタフェースはThunderbolt 3を搭載し、ノートPC等でも強力なGPUが利用可能だ。水冷はオールインワン型で、24cmラジエータを搭載する。価格は288,000円前後。

  • これは「AORUS RTX 3090 Gaming Box」。本体サイズは300×140×173mmだ

  • DisplayPort×3、HDMI×2のほか、LANやUSB3.0(タイプA+C)なども搭載する

オリジナルモデルのRadeon RX 6900 XT

ASRockの「RX 6900 XT PG D 16G OC」は、オリジナルクーラーを搭載したRadeon RX 6900 XTグラフィックスカードだ。クーラーはトリプルファン/3スロット厚で、ブーストクロックは2,340MHzに高速化。中央のファンには、アドレッサブルRGB LEDが搭載されており、マザーボード側からの発光制御も可能だ。価格は170,500円前後。

  • ASRockの「RX 6900 XT PG D 16G OC」。中央のファンと側面にARGB LEDを搭載

  • 3スロット厚の大型クーラーを搭載。映像出力は、DisplayPort×3とHDMI×1だ