シャープは、9.5kWhの大容量に対応する住宅用クラウド蓄電池システム「JH-WBPD9360」を発売する。
蓄電池やコンバータなど複数の機器を組み合わせて用いるもので、発売日は「9.5kWhリチウムイオン蓄電池 ＜JH-WB2021＞」、「蓄電池連携型パワーコンディショナ＜JH-55KF4B＞」、「蓄電池用コンバータ＜JH-WD2001＞」が2021年1月20日、「マルチエネルギーモニタ＜JH-RWL8＞」のみ2020年12月10日。
希望小売価格は3,740,000円だが、これはリチウムイオン蓄電池、蓄電池連携型パワーコンディショナ、蓄電池用コンバータ、マルチエネルギーモニタ、ケーブルなどを含むシステム全体の価格で、組み合わせにより価格は変動する。
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住宅用クラウド蓄電池システム「JH-WBPD9360」
夜間の割安な電力を蓄電して昼間に使用したり、太陽光発電で生み出した電気を蓄えたりといった運用が行える住宅用クラウド蓄電池システムに、大容量の9.5kWhモデルが追加された。長期にわたる停電に見舞われた場合でも、より長い時間電気を使うことができる。
蓄電池本体は、底面ネジ穴レス設計を採用。地上高500mmまでの水位に対し、水が浸入しにくい構造を実現した。万が一周囲が浸水しても、本体内部への水の浸入による故障リスクを低減する。
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システム構成
マルチエネルギーモニタでは、太陽光発電システムの発電量や自宅の消費電力量を確認できるほか、新たに自家消費率を表示する機能を搭載。停電発生時には、現在の蓄電池残量と消費電力量から、継続して電気を使用できる「めやす時間」を算出し、表示する安心機能も備える。
各機器の本体サイズと重さ、設置場所は以下の通り。
- 9.5kWhリチウムイオン蓄電池 ＜JH-WB2021＞：560×470×685mm（突起部を含む）、約120kg、屋外／屋内
- 蓄電池連携型パワーコンディショナ＜JH-55KF4B＞：666×201×429mm、27kg、屋外
- 「蓄電池用コンバータ＜JH-WD2001＞」：337×147×429mm、8.5kg、屋外
- マルチエネルギーモニタ：175×27×137mm、0.5kg、屋内
