ヒビノは2020年11月20日に、JBL PROFESSIONALのサウンドバー「PSB-1-J」を発売する。価格はオープンで、推定市場価格は35,000円前後(税別)。

  • PSB-1-J

    PSB-1-J

音にこだわるプロのために開発されたサウンドバーを、一般家庭でも利用できるようにしたモデル。前面にLRのスピーカーを備えたシンプルな構成で、部屋の形状や設置場所に大きく影響を受けるサラウンド機能を持ったサウンドバーとは異なり、テレビの下に設置するだけで自然な音の広がりが得られるという。多くのサウンドバーに標準搭載されているWi-FiやBluetoothでの通信、さらにサラウンド機能まで排除して音質にこだわった。

コンサート会場やスタジオ、映画館など、プロの現場で高い評価を得ている「JBL PROFESSIONAL」製の高性能スピーカーを搭載。ニュースはよりクリアに、ドラマや映画はより臨場感のあるサウンドで再生する。計4基の低域用スピーカーと独自機構のバスレフポートによって、サブウーファーを利用せず、本体のみで迫力のある低音を再生。過度な重低音による隣室への音漏れも抑えられる。

多機能なサウンドバーは想定している視聴位置からずれると音が変わるため、利用するときの位置が厳密に定められていることもある。PSB-1-Jは広い範囲に高品位な音を届けられるので、正面以外でも優れたサウンドを楽しめるという。

テレビ台の上にそのまま置いて使えるが、壁やテレビ台への固定金具も付属。電源が本体に内蔵されているため、ACアダプターの設置で困ることはない。接続は、付属のケーブルでテレビのヘッドホン端子とつなぎ、背面の2つのスイッチを設定するだけで完了。入力端子はアナログRCA。音量調整はテレビのリモコンでも行える。音量の上限を4段階に設定できる音量上限設定機能や、未使用時の消費電力を抑える自動スタンバイ機能も装備した。

本体サイズは900×90×69mm(突起部除く)、重さは1.9kg。周波数レンジは42Hz~20kHz、最大音圧レベル(1m)が94dB SPL、クロスオーバー周波数は4.3kHz。ドライバー構成はLFが2インチ(51mm)×4、HFが0.75インチ(19mm)×2、内蔵パワーアンプはクラスD 20W+20W。電源がAC100V、50/60Hz、消費電力は5W、入力感度(-10dBV、1m)が85dB SPL。

付属品は、リモコン(動作確認用の電池含む)、RCA→RCAケーブル(約1m)、3.5mmステレオミニ→RCAケーブル(約20cm)、固定金具(金具×2、設置ねじ×2)、背面操作防止プレート(プレート、固定ねじ)、上面操作防止プレート(プレート、固定ねじ×2)、電源コード、和文取扱説明書。製品保証は2年間となっている。