NTTドコモは11月5日、本格的な写真・動画撮影機能や、高品質のオーディオを搭載した5Gスマートフォン「Xperia 5 II SO-52A」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を、2020-2021年冬春の新モデルとして発表した。
発売は11月12日で、ドコモオンラインショップにおける端末価格は100,000円前後の見込み(税込)。「スマホおかえしプログラム」の対象でもあり、同プログラムを適用した場合は、70,000円前後の販売価格が見込まれる。
Xperia 5 II (エクスペリア ファイブ マークツー)は、ドコモのXperiaシリーズとしては2製品目の5G対応モデル。
フラッグシップモデルの「Xperia 1 II」をひと回りスリムにしたボディは、近年のXperiaシリーズを踏襲した“縦長”デザインで、約6.1インチの21:9シネマワイド有機ELディスプレイ(2,520×1,080ドット)を採用。リフレッシュレート120Hz駆動でなめらかなタッチ操作や映像表示を実現するなど、Xperia 1 IIを上回る機能も搭載されている。
基本スペックもXperia 1 IIと同等で、CPUにはクアルコム製のSnapdragon 865(オクタコア)、内蔵メモリ8GB、ストレージ128GBと高性能なものになっている。重さは約163gとXperia 1 II(約181g)から軽量化が図られているが、バッテリー容量は4,000mAhの大容量を維持。ワイヤレス充電機能は搭載されていない。
本体は幅約68mm、厚さ約8mmとコンパクトになり、ラウンドフォルムを採用したことで持ちやすさは向上。片手での操作もスムーズに行えるようになっている。
メインカメラは標準・望遠・超広角(各12MP)のトリプルレンズ構成で、高品質の「ZEISS LENS」を採用するなど、Xperia 1 IIと同じくプロフェッショナルな仕様となっている。
ソニーのデジタルカメラ「α」シリーズを継承したUIを採用したアプリ「Photography Pro」を標準搭載し、20fps AF/AE追従高速連写機能や、動物にも対応したリアルタイム瞳AFなど多彩な機能を装備。本格的な撮影体験が楽しめる。また、シネマ撮影アプリ「Cinematography Pro」も用意されており、ハイレベルな動画撮影にも対応する。
さらに、ハイレゾ対応はもちろん、ソニー独自のオーディオチューニングでリアルなサウンドを実現したオーディオ機能を備え、ゲームプレイに集中できる「ゲームエンハンサー」や、充電器接続時も発熱を気にせずプレイできる「HSパワーコントロール」などゲーム機能も充実。5Gの高速通信と組み合わせることで、ハイレベルなエンターテインメント体験を実現するという。
カラーバリエーションはGrey、Blue、Black、Pinkの4色に加え、ドコモオンラインショップ限定でPurpleも用意される。