Acerは10月21日、Qualcommのエントリー向けモバイルPCプラットフォーム「Snapdragon 7c」を採用する世界初(Acer調べ)のChromebookとなる、「Chromebook Spin 513」を発表した。

  • Chromebook Spin 513

    Chromebook Spin 513

Chromebook Spin 513は、プロセッサにSnapdragon 7cを採用することで、優れたマルチタスク性能や応答性の向上を実現するとともに、オンラインゲームの快適プレイや高解像度ビデオストリーミングのスムーズな再生を可能とする。また、最大14時間の長時間バッテリー駆動を実現し、4G LTE通信機能もオプションで搭載でき、場所や時間を気にせず常時インターネット接続で快適な使えるとしている。

  • Chromebook Spin 513

    360°回転ヒンジを備えたコンバーチブル型2in1スタイル

ディスプレイが360°開閉可能なコンバーチブルスタイルで、クラムシェル、テント、スタンド、タブレットといった形状で利用可能。ディスプレイは13.3型フルHDのIPS液晶で、狭額ベゼル仕様によってディスプレイ占有率は78%となっている。

キーボードにはオプションでバックライトを搭載でき、暗い場所でも快適なタイピングをサポート。無線LANはIEEE 802.11ac準拠。外部ポートはUSB PD対応USB Type-Cを2ポートとUSB 3.2 Type-Aを用意。メモリは最大8GB、内蔵ストレージは最大128GB。

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このほか、Chromebook Spin 513をベースとしてセキュリティ機能などを追加した企業向けモデルとなる「Chromebook Enterprise Spin 513」も用意される。

同じくChromebook新モデル「Chromebox CXI4」は、家庭や学校、中小企業などでの利用や、デジタルサイネージを想定した小型BOX型のChromebook。ディスプレイ後方に取り付けるなどして省スペースで利用可能。CPUには第10世代Core i7を採用し、Wi-Fi6(IEEE802.11ax)準拠の無線LANを搭載するなど、高スペックな点も特徴となっている。

北米での発売時期と販売価格は、Chromebook Spin 513が2021年2月予定で399.99ドルから、Chromebook Enterprise Spin 513が2021年3月予定で699.99ドルから、Chromebox Enterprise CXI4は2021年第1四半期予定で409.99ドルからとなる。

  • Chromebox CXI4

    小型BOX型のChromebook「Chromebox CXI4」

  • Chromebox CXI4
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