満を持してSamsungからGen4対応のSSD

Samsungの「980 Pro」は、PCI Express 4.0に対応した高速なM.2 NVMe SSD。同社製の「Elpis」コントローラとTLC NANDを搭載、PCI Express 4.0対応モデルは同社初で、データ転送速度はリードが最大7,000MB/s、ライトが最大5,000MB/sと、従来より大幅に向上した。価格は250GBが10,000円前後、500GBが16,000円前後、1TBが25,000円前後。

  • Samsungの「980 Pro」。このほか2TBモデルも年内に登場する予定だという

  • データ転送速度は最大7,000MB/s。500GB/250GBモデルはこれより下がる

PCI Express 4.0対応モデルはすでに各社から発売されていたが、その中でも980 Proはかなり高速。価格にも割高感は無く、今後の定番となりそうだ。なおオリオスペックは、店頭にベンチマーク結果を掲示。RAIDカードで980 Pro×4枚を使った結果、25GB/sオーバーという圧倒的なスコアを記録したとのこと。

  • 別途RAIDカード(約9万円)が必要になるものの、この速度は圧倒的だ

本格水冷を始めるのに便利なキット

Corsairの「XH303i RGB」「XH305i RGB」は、CPUの水冷化に必要なパーツをまとめたキット製品。弓ノコ等の工具も入っているため、初心者の最初の一歩にも適しているだろう。セット内容は似ているが、ファンとポンプリザーバーが異なる。オリオスペックでの価格は、XH303iが62,990円、XH305iが71,180円。

  • Corsairの「XH303i RGB」(左)と「XH305i RGB」(右)。価格もお得なセットだ

  • これはXH305iのセット内容。ファンは「QL 120 RGB」が3個付属している

ユニークな外観が楽しめるリングファン

CRYORIGの「Crona」は、フレームの片面を外したような、ユニークな外観の12cmファン。ブラック(S)とホワイト(X)は、色が違うだけではなく、光り方も異なるので、好みの方を選ぶと良いだろう。付属するLEDコントローラは、12V(RGB)/5V(ARGB)に両対応。価格は、3個セットが9,000円前後、単品ファンが4,000円前後。

  • CRYORIGの「Crona」。カラー×個数の組み合わせで4種類がラインナップ

  • これはホワイトモデル。光り方は派手で、側面からも発光が見えやすい

また「R5」は、TDP 200Wに対応する高性能なサイドフロー型CPUクーラーだ。14cmファンをデュアル搭載しながら、厚さが抑えられており、メモリとの物理干渉が起きにくいことが大きな特徴。片手で装着できる「Quick-Mount」システムを採用しており、初心者でも扱いは容易だ。価格は10,000円前後。

  • CPUクーラー「R5」。最上位モデル「R1」をシングルタワー化した形だ

  • R5のスペック。デュアルファンながら、厚さは98mmに抑えられている

純白の静音キーボードがRazerから

Razerの「Pro Type」は、ホワイトカラーが鮮やかなスタイリッシュなワイヤレスキーボード。静音設計のオレンジ軸スイッチを搭載しており、ゲーム以外の作業にも適しているだろう。Bluetooth/2.4GHz無線に対応し、最大4台のデバイスをワンクリックで切り替え可能だ。TSUKUMO eX.での価格は19,800円。

  • Razerの「Pro Type」(英語配列のみ)。指紋が付きにくいコーティングも

  • ホワイトLEDのバックライトを搭載しており、暗い場所でも使いやすい