Celeron Gからキャッシュ増量モデル

Intelのエントリー向けCPU「Celeron G」シリーズに、新モデル「G5925」「G5905」が登場した。末尾の数字が「5」ということで、それぞれG5920/G5900のマイナーチェンジモデルなのだが、大きな特徴は、L3キャッシュが従来の2MBから4MBへ倍増していることだ。価格は、G5925が7,000円前後、G5905が5,500円前後。

  • Intelの「Celeron G5925」と「同 G5905」。CPUクーラーは付属する

    Intelの「Celeron G5925」と「同 G5905」。CPUクーラーは付属する

  • 狭い価格帯に4モデルが並ぶ。この価格差なら、新モデルがオススメだ

どちらもComet Lake世代のCPU。2コア/2スレッド/58Wという点は従来と同じだが、新モデルはコアクロックも0.1GHzだけ向上している。それで価格の増加は500円程度なので、基本的には新モデルを選ぶようにすれば良いだろう。

2.5インチSSDに待望の8TBモデルが登場

Samsungの2.5インチSSD「870 QVO」シリーズに、最大容量となる8TBモデル(MZ-77Q8T0B/IT)が登場、発売が開始された。870 QVOは、同社の第2世代QLC NANDを採用したモデルで、8TBモデル以外はすでに発売されていた。待望の8TBモデルということで、ユーザーからの注目も高そうだ。オリオスペックでの価格は97,980円。

  • Samsungの「870 QVO」。8TBなので容量的にもHDDの置き換えが視野に入る

  • 8TBでも厚さは従来と同じ7mm。データ転送速度は、各容量で全て同じだ

電圧変動率±1%未満のPlatinum電源

FSPの「Hydro PT」は、スタンダードな構成の80 PLUS Platinum電源。プラグイン仕様ではないものの、+12Vレールの出力電圧を制御するカスタムVR回路により、電圧変動率±1%未満の高性能を実現したという。パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店での価格は、750Wモデルが17,358円、650Wモデルが16,478円。

  • FSPの「Hydro PT」。薄型リボンケーブルの採用で、取り回しは容易だ

  • 日本メーカー製の電解コンデンサ等を採用。10年間の長期保証で安心だ

鏡面仕上げの数量限定ミドルタワー

Lian Liの「O11 Dynamic Space Grey SP Edition」は、ミドルタワーケース「O11 Dynamic」をベースに、フロントとサイドの強化ガラスに鏡面仕上げを施した特別モデル。フロント右側のアルミパネルはクロームミラー加工になっており、近未来感のある独特な雰囲気を実現している。価格は20,500円前後。

  • Lian Liの「O11 Dynamic Space Grey SP Edition」。ピカピカな仕上がりだ

  • シリアルNo入り。日本では180台の数量限定販売なので、欲しい人は急ごう

ARGB仕様のデュアル20cmファンを搭載

Cooler Masterの「MasterCase H500P Mesh White ARGB」は、フロントのデュアル20cmファンが目を引くミドルタワーケース。ファンがアドレッサブルRGB化したのが従来のH500Pからの大きな変更点で、ホワイトカラーのボディと合わせ、鮮やかさが増している。フロントはメッシュ仕様でエアフローにも優れる。価格は24,500円前後。

  • Cooler Masterの「MasterCase H500P Mesh White ARGB」。鮮やかな純白モデルだ

  • MasterCaseらしく自由度は高い。ファン以外のスペックは従来モデルと同様だ

また、ミニタワーケースの新モデル「MasterBox MB400L」も発売となっている。安価なモデルながら、ヘアライン加工のフロントパネルは上品な仕上がり。柔軟に移動できるドライブケージなど、拡張性にも優れる。根強い需要がある5インチベイを搭載している点もポイントだろう。価格は7,000円前後。

  • こちらは「MasterBox MB400L」。最近では珍しい5インチベイ搭載モデルだ

  • ミニタワーながら、最長344㎜のグラフィックスカードの搭載が可能だ