デル・テクノロジーズは10月2日、個人向けノートPCとして「New XPS 13」シリーズの新モデル2製品を発表した。CPUに第11世代Intel Coreプロセッサを搭載して刷新した新モデルで、本日より発売する。

  • デル、第11世代Intel Coreプロセッサ搭載で刷新した「New XPS 13」

    New XPS 13シリーズ

New XPS 13シリーズとして、クラムシェル型と2-in-1型をラインナップ。いずれも共通してCPUに第11世代Intel Coreシリーズプロセッサを搭載し、Xeグラフィックスによる高速で快適な使用体験を実現。またIntelが定める「EVO」プラットフォームに準拠しており、生活や仕事のあらゆるシーンで究極のエクスペリエンスを提供するという。

アスペクト比16:10の13.4型ディスプレイを搭載。HDR 400認定を受けたFHD+解像度(1.920×1,200ドット)、またはUltra HD+解像度(3,840×2,400ドット)から選択でき、フレームレスデザインによる高い没入感と細部まで鮮明な画像を再現。また、ハードウェアとソフトウェア調整を組み合わせる独自ソリューションで有害なブルーライトだけを軽減し、鮮明な色を維持しつつ、より効果的にブルーライトを削減する「Dell Eyesafe」を搭載する。

ブラックとアークティックホワイトの2色で展開。外装素材にはカーボンファイバーとグラスファイバーをそれぞれ採用し、高い強度と約1.2kgの軽量さを実現する。環境にも配慮しており、沿岸地域から回収された海洋プラスチックを梱包トレー材料の25%に使用し、残りの75%も再生プラスチックを使用する。部品の90%はリサイクル/リユースが可能で、竹製包装用トレーは100%リサイクルできる。

  • Dell 「New XPS 13 (9310)」

「New XPS 13 (9310)」は、4辺フレームレスで画面比率91.5%の13.4型ディスプレイを搭載するクラムシェルモデル。構成を選択できるCTOに対応し、標準構成仕様ではIntel Core i7-1165G7、16GB 4267MHz LPDDR4xメモリ、512GB M.2 PCIe NVMe SSDを搭載。OSにWindows 10 Homeをインストールし、価格は202,980円(税別)から。当初i7搭載モデルとしてi7-1165G7を採用するが、2020年中にi7-1185G7に移行する。

この他の主な仕様として、キーボードはLEDバックライト付き。Wave MaxxAudio Proによる2.5W+2.5Wスピーカー、ワイドスクリーン720p Webカメラ、52Whr 4セルバッテリーを搭載。

インタフェースにThunderbolt 4×2、ヘッドホン出力×1、カードリーダー×1を備え、Killer Wi-Fi 6 AX1260(2×2)とBluetooth 5.1に対応する。本体サイズはW295.5×D198.7×H14.8mmで、重さは約1.2kg。

  • Dell「New XPS 13 2-in-1」

「New XPS 13 2-in-1」は、13.4型ディスプレイを搭載し、調整式トルクヒンジ設計を備えた2-in-1ノートPC。標準キーボードよりも24%薄型化した「MagLevキーボード」を採用する。CTOに対応し、標準構成仕様ではIntel Core i5-1135G7、8GB 4267MHz LPDDR4xメモリ、256GB M.2 PCIe NVMe SSDを搭載。OSにWindows 10 Homeをインストールし、価格は174,980円(税別)から。

この他の主な仕様として、キーボードはLEDバックライト付き。Wave MaxxAudio Proによる2W+2Wスピーカー、ワイドスクリーン720p Webカメラ、51Whr 4セルバッテリーを搭載。

インタフェースにThunderbolt 4×2、ヘッドホン出力×1、カードリーダー×1を備え、Killer Wi-Fi 6 AX1260(2×2)とBluetooth 5.1に対応する。本体サイズはW296×D207×H14.35mmで、重さは約1.3kg。

あわせて本日、「New Inspiron 13 7000」シリーズなど、個人ならびに法人向けのPC製品にも、第11世代Intel Coreプロセッサを搭載した新ラインナップを発表しており、順次発売を開始している。