デルは2月14日、第10世代Intel Coreプロセッサを採用した新型ノートPC「New XPS 13」を国内向けに販売開始した。直販サイトなどで取り扱い、価格は税別179,980円から。カラーはプラチナシルバー&ブラックと、フロスト&アークティックホワイトの2色。

  • デルの13.4型ノートPC「New XPS 13」

New XPS 13は、2020年1月に米ラスベガスで開催したCES 2020で登場した、4辺狭額縁の薄型ノートPC。ディスプレイは13.4型(アスペクト比16:10)で前モデルから6.8%拡大しながら、本体は11型クラスの省スペースを実現し、シリーズ史上最小、最薄をうたう。

  • 4辺狭額縁の採用で、画面とボディの比率は91.5%となった。本体フットプリントは前モデルから2%小型化している

本体外装は削り出しのアルミニウムで軽さと強度を兼ね備え、画面・キーボード面ではブラックでカーボンファイバー、ホワイトでグラスファイバーを採用する。キーボードやタッチパッドも改善され、キーキャップで9%、タッチパッドで17%前モデルから拡大した。セキュリティ面では、指紋認証センサー(電源キー兼用)、顔認証センサーを搭載。顔認証カメラは狭額ベゼルに搭載するため高さ2.25mmまで小型化しているが、画質は向上したという。

構成によって13モデルをラインナップ。プロセッサは第10世代Intel Core i5 / i7、メモリは8~16GB、ストレージ(M.2 PCIe SSD)は512GB / 1TBを搭載可能で、ディスプレイは最大でVESA認定のDisplayHDR 400に対応し4Kディスプレイを選択できる。主なインタフェースはThunderbolt 3×2、3.5mmヘッドフォン/マイクコンボジャック、microSDカードリーダーなど。なお、前モデル「XPS 13」は併売する。

  • プラチナシルバー&ブラック(左)とフロスト&アークティックホワイト(右)

このほか、iOSやAndroid搭載スマートフォンと連携する「Dell Mobile Connect」機能も搭載。連携すると、着信やSMSなどの通知をPCでも受け取れるほか、AndroidスマートフォンとPC本体の間で写真や動画、文書などを手軽に転送できる。データ転送機能は、2020年春にiOSデバイスでも利用できるようになる。

通信機能は、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0。本体サイズはW296×D199×H14.8mm、重さは1.2kg(タッチ非対応)もしくは1.27kg(タッチ対応)。