Googleは、新しいスマートスピーカー「Google Nest Audio」を10月15日に発売する。Googleストアでの直販価格は税込11,550円で、予約受付を10月1日に開始した。

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    Google Nest Audio

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    Google Nest Audio(Chalk)

Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカーの新モデル。「音楽好きのために作られたスマートスピーカー」を謳っており、独自設計の19mmツイーターと75mmウーファーを搭載してクリアなボーカル、パワフルな低音、臨場感のあるサウンドを実現。従来の「Google Home」(2017年発売)より音量が75%大きく、低音が50%強くなったという。

500 時間以上のチューニングにより、低、中、高音域のバランスをとることで、豊かでクリアな音質を追求。クラシックやR&B、ポップスまでジャンルを問わず楽しめるとする。

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    内部構造

また、ミュージシャンがスタジオでレコーディングした意図に忠実なサウンドを提供するよう設計されており、ダイナミックレンジを維持するためにコンプレッサーの使用を最小限に抑え、「静かなパートは繊細に、ダイナミックなパートはパワフルに再現する」という。

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「Media EQ」機能を備え、音楽やポッドキャスト、オーディオブック、Googleアシスタントからの応答の再生など、聴いているものに応じて自動的にイコライザーを調整する。さらに「Ambient IQ」も装備し、室内の環境音に基づいて音量を調整。たとえば食洗機が動いていても天気予報を聴き取れるという。

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    利用イメージ

2台のGoogle Nest Audioを使ったステレオペア接続に対応し、ステレオ再生が可能。また、既存のGoogle HomeやGoogle Nest Mini、Google Nest Hubと組み合わせて、複数のスピーカーから同じ曲を再生することもできる。

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    2台のGoogle Nest Audioを使ったステレオ再生ができる

「Stream Transfer」機能を使うと、Google Homeアプリを操作することで、スマートフォンで再生していた音楽やポッドキャストを自宅のデバイスに転送できる。複数のキャストに対応するGoogle Nestデバイスをリアルタイムでグループ化できるマルチルームコントロールもサポートする。

部屋に馴染む、スリムで柔らかく丸みを帯びた新デザインを採用。インテリアと調和し、最小限のスペースで設置できる。Google Nest Miniと同じファブリックをあしらっており、素材やハウジング、ベース、小さなパーツを含む本体は70%使用済み再生プラスチックで作られている。

静電容量方式タッチセンサーや、マイクミュートスイッチを備えている。IEEE 802.11ac準拠の無線LANを内蔵し、2.4 GHz/5GHzに対応。Chromecast built-inをサポートするほか、Bluetooth 5.0にも対応している。本体サイズは124×78×175mm(幅×奥行き×高さ)、重さは1.2kg。外付けの電源アダプターによる給電で動作する。

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    Google Nest Audio(Charcoal)の背面

国内ではChalkとCharcoalの2色展開だが、米国ではこの2色にSage、Sand、Skyを加えた5色展開となる。

Googleストアで10月15日までにGoogle Nest Audioを予約・購入すると、10%分のGoogleストア クレジットをプレゼント。2つ同時購入すると、割引も適用される。なお、Google Nest Audioはエディオンやケーズデンキ、コストコ、上新電機、PCデポ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、楽天ブックスなどでも販売される。

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    米国では5色展開となる