ニコンイメージングジャパンは9月16日、ニコン Zマウントを採用するニコンFXフォーマット対応の大口径超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」を発表した。10月から発売する。価格は352,000円(税込)。

  • NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

    NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

NIKKOR Zレンズの「S-Line」に属する、焦点距離14-24mmの大口径超広角ズームレンズ。焦点距離全域で開放F値2.8をカバー。絞り開放から画像周辺部まで解像感の高い描写力を発揮し、星や山、建物など幅広い風景撮影を楽しめるとしている。

レンズ構成は11群16枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚)で、最前面のレンズには両面非球面レンズを採用。従来モデルよりも高い点像再現性を備える。ナノクリスタルコートとアルネオコートにより、ゴーストやフレアも効果的に抑制。

動画撮影での使用にも配慮し、静粛性の高いSTM(ステッピングモーター)や、クリックレスのコントロールリングを採用。防塵・防滴性能も高く、レンズ前玉はフッ素コートによって防汚性能にも優れる。レンズ前側には付属の専用レンズフードを介してネジ込み式フィルターを装着可能。そのほかの仕様は以下の通り。

  • 絞り形式:9枚(円形絞り)
  • 最大絞り:F2.8
  • 最小絞り:F22
  • 最短撮影距離:0.28m(撮像面から)
  • 最大撮影倍率:0.13倍
  • アタッチメントサイズ:112mm
  • 最大径:約88.5mm
  • 長さ:約124.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
  • 重さ:約650g