True Tone(トゥルートーン)とは、8/8 Plus以降のiPhoneに内蔵されている環境光センサーを利用し、ディスプレイの色合いと明るさを自動調整する機能です。ホワイトバランスが調整されるため、暖色系の照明では青味がかり、寒色系の照明では黄味がかって見える傾向があります。

このTrue Toneは、『設定』→「画面表示と明るさ」の順に画面を開くと現れる「True Tone」スイッチ、またはコントロールセンターの明るさ調節スライダー(太陽に似たマークが表示された縦長のバー)を長押しし、現れた画面でTrue ToneボタンをタップすればON/OFFを切り替えできます。

一方、iPhoneには「明るさの自動調節機能」も用意されています。環境光センサーが感じる明るさ/光の当たり具合が変化するにつれ、ディスプレイの明るさ(輝度)が自動調整され、それにあわせて明るさ調節スライダーが自動的に動きます。

つまり、iPhoneには画面の明るさを変更する機能が2種類あり、スイッチも2つ存在します。True ToneをOFFにしても、明るさの自動調節機能をOFFにしなければ、周囲の明るさが変わるとディスプレイの明るさも変化する状態が続くことになります。

True ToneのON/OFFは、前述したとおり『設定』→「画面表示と明るさ」の順に画面を開くと現れる「True Tone」スイッチ、またはコントロールセンターの明るさ調節スライダーを長押しすると現れるTrue Toneボタンを利用します。明るさの自動調節機能は、『設定』→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」の順にタップし、現れた画面の最下部にある「明るさの自動調節」スイッチでON/OFFを切り替えます。

  • True Toneがオフなのに、画面の明るさが自動変化します!?

    True Toneをオフにしても明るさが自動調整されてしまう場合には