コンピュータの各種性能を計測するベンチマークテストアプリケーション「3DMark」を開発、提供するUL Benchmarksは、先日発表されたNVIDAの最新グラフィックスカード「GeForce RTX 30シリーズ」に対する3DMark for Windowsの対応状況をアナウンスした。8K DLSSテストを含むアップデートも予定しているという。

  • 3DMark、RTX 3000シリーズに対応してレイトレやDLSSも計測可能に

3DMarkは、グラフィックス性能の計測に特化したベンチマークアプリケーション。GeForce RTX 30シリーズにおいても、リアルタイムレイトレーシング性能を計測する「3DMark Port Royal」、DirectX 12のパフォーマンスを計測する「3DMark Time Spy Extreme」、安定性と冷却性能を計測する「3DMark Stress Tests」を従来通りに利用でき、既存製品と性能を比較できる。

今後の予定として、8K DLSSに対応したGeForce RTX 30シリーズの発売にあわせて、DLSS(Deep Learning Super Sampling)のパフォーマンスを計測する「3DMark NVIDIA DLSS feature test」のアップデートを準備しており、8K環境用のUltra Performance modeなどのDLSSテストを利用できるようにするとしている。こちらのアップデートは数週間以内に提供を開始するとしている。