Lenovo、世界最軽量のGeForce RTX搭載ゲーミングノートPC「Legion Slim 7i」発表

Lenovoは8月31日、ゲーミングノートPC新モデル「Legion Slim 7i」を発表した。LenovoによるとGeForce RTX搭載の15.6型ゲーミングノートPCとして世界最軽量を実現しているという。

• GeForce RTX搭載ノートPCで世界最軽量をうたう「Legion Slim 7i」

ボディサイズはW356×D250×H17.9mmと、15.6型ゲーミングノートPCとしてなかなかのコンパクトボディを実現。加えて重量は1.8kgと2kgを下回る軽さとなっており、気軽に持ち運んで利用が可能。ボディ素材はアルミニウム合金を採用。ボディカラーはSlate Gray。

CPUは第10世代Core Hプロセッサーを採用しており、最上位モデルではCore i9-10980HKを採用。また、ディスクリートGPUは最上位モデルでGeForce RTX 2060 with Max-Q Designを搭載する。その他、メモリはDDR4-3200またはDDR4-2933を最大32GB、内蔵ストレージは最大2TBのPCIe/NVMe SSDを搭載するなど、薄型軽量ボディながらゲーミングノートPCとしてスペック面もかなり充実している。

また、ブレード数を増やしたファンを採用する最新冷却システム「Legion Coldfront 2.0」を採用するとともに、キーボード後方にも吸気用の多数の穴を用意することで従来モデルと比べてエアフローを最大117%増やしており、高性能CPUやGPUを効率良く冷却。また、内部の5点センサーで内部の温度や動作状況を監視しファンの回転数を制御するため、ファンの動作音も低く抑えられるという。

• 冷却システム「Legion Coldfront 2.0」

ディスプレイは15.6型の広視野角液晶で、解像度はフルHD（1,920×1,080ドット）またはUHD（3,840×2,160ドット）用意。UHD液晶はDisplay HDR 400準拠、Dolby Vision対応、輝度最大600nits、Adobe RGBカバー率100％の広色域表示に対応。フルHDパネルはDolby Vision対応、輝度最大300nits、sRGBカバー率100％の広色域表示対応になるとともに、リフレッシュレート最大144Hzに対応するパネルも用意される。

キーボードは、ソフトランディングスイッチを採用する「TrueStrike Keyboard」を搭載。ストロークは1.3mmを確保しており、確実かつ軽快なキー入力が可能。また、100%アンチゴースト対応、フルサイズのカーソルキーやテンキーの搭載など、ゲーミングを強く意識した仕様となっている。キーボードバックライトは白色またはCorsair iCUE対応フルカラーバックライトを選択できる。タッチパッドはパッド面にガラス素材を採用し、滑らかな手触りを実現している。

• ソフトランディングスイッチを採用する「TrueStrike Keyboard」

無線機能はIEEE 802.11ax準拠無線LANとBluetooth 5.0を搭載しており、無線LANはKiller Wi-Fiも選択可能。ディスプレイ上部には720Pのプライバシーシャッター付きWebカメラを搭載。生体認証機能は、電源ボタン一体型のWindows Hello対応の指紋認証センサーを採用。スピーカーは、Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載する。ポート類は、左側面にSDカードリーダーとオーディオジャック、背面にUSB 3.2 Gen2×2と電源コネクタ、右側面にThunderbolt 3×2を用意。内蔵バッテリーは容量71Whと大容量で、フルパワーでも約9時間の連続利用が可能という。

発売時期は2020年10月を予定しており、価格は1,299ユーロから。日本での発売時期や価格は未定だ。

• キーボードバックライトは白色またはCorsair iCUE対応フルカラーバックライトを選択できる