日本コロムビアは8月17日、朝顔ラッパを備える蓄音器風のスマホ用スピーカー「インテリア蓄音器」を発売した。電源を使わず、銅製のラッパの部分からスマホで再生した音楽が流れてくる。価格は13,676円(税別)。

  • 国産第1号蓄音器「ニッポノホン35号」を模したデザインを採用するスマホ用スピーカー「インテリア蓄音器」

同社が明治43年の創立当初(日本蓄音器商会当時)に発売した国産第1号蓄音器「ニッポノホン35号」を模したインテリア。ベース部を木目調で仕上げるなど、インテリア性が高い。本体は小型化されており、朝顔ラッパ部は銅製。時間とともに味わいが出てくるので、和洋問わずインテリアとして自然となじんでくる。

  • 右が国産第1号蓄音器「ニッポノホン35号」。大きさの違いが分かる

  • レコード盤を模した仕上げも施される

  • 年期を経て古びたような仕上げが凝っている

  • 当時のエンブレムも再現

スマートフォンを本体にセットすることで、スマートフォンスピーカーとして活用可能。電源は使用せず、メガホンと同様のメカニズムで音を増幅する。セットできるのはiPhone SE / 7 / 8 / 8 Plus / X / Xs / 11。そのほかのスマートフォンは、幅80mm / 厚み10mm以下で、下部に内蔵スピーカーがあれば使用できる。本体サイズは約W145×D210×H315mm、重さは約1kg。

  • スマートフォンはこのように差し込む