ときどき通知が届くiOSのソフトウェアアップデートは、システムを最新の状態に保つために、発見された不具合を修正し安全に使い続けるために重要な役割を果たします。アップデートの準備ができた旨の通知が届いたらすみやかに実行すべきです。

ソフトウェアアップデートに必要なデータファイルは、Wi-Fiに接続しているとき自動的にダウンロードされるため、「今すぐインストール」と「あとで」、「詳細」という3つの選択肢を含むダイアログが表示された時点ですぐにアップデートを開始できます。

しかし、ソフトウェアアップデート後はシステムの再起動を伴うため、ある程度の時間とバッテリー余力が必要です。いつ大切な電話がかかってくるか、メッセージが届くかわからないときに、システムを再起動している余裕はありません。帰宅後、時間とバッテリーがたっぷりある状態で実行することが現実的でしょう。

このとき「あとで」をタップすると、文字どおりあとでアップデートを実行することになりますが、油断してはいけません。次の画面にキーパッドが表示されますが、そこでパスコードを入力すると、深夜2時~5時の間に電源/Lightningケーブルに接続しているとアップデートが実行されてしまいます。

その時間帯にアップデートされてはマズいという場合は、「あとで」をタップしたあとにパスコードを入力してはいけません。キーパッド下に小さく表示されている「後で通知」をタップしましょう。そうすると、アップデートを促すダイアログが数日後に再び表示されるようになり、アップデート処理をあと回しにできます。

うっかりパスコードを入力してしまった場合には、深夜2時~5時の間に電源/Lightningケーブルを接続しないようにしましょう。これで、アップデートが自動的に開始されることを防げます。

  • アップデートを後回しにしたつもりが、夜中に実行されました!?

    うっかりパスコードを入力すると?