Net Applicationsから2020年6月のモバイルブラウザのシェアが発表された。2020年6月はGoogle ChromeとSamsung Browserがシェアを減らし、SafariとFirefoxがシェアを増やした。Chromeの減少とSafariの増加はAndroidの減少とiOSの増加という2020年6月の動向と一致している。

注目されるのはFirefoxの増加だ。Firefoxはこの2年間、0.5%強のシェアを細かく上下する傾向を続けてきた。しかし、2020年6月はこれまでの3倍以上のシェアへと一気に増加している。来月以降、Firefoxのシェアがどのように推移していくのかが注目される。

  • 2020年6月モバイルブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

    2020年6月モバイルブラウザシェア/円グラフ - Net Application

  • 2020年6月モバイルブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

    2020年6月モバイルブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Chrome 61.92% 64.02%
2 Safari 26.93% 25.63%
3 Samsung Browser 4.65% 4.72%
4 Firefox 2.04% 0.65%
5 QQ 1.15% 1.24%
6 UC Browser 0.79% 1.16%
7 Baidu 0.69% 0.73%
8 Opera 0.52% 0.59%
9 Android Browser 0.50% 0.41%
10 Yandex 0.37% 0.43%