PayPayは、地方自治体と共同で、スマホ決済アプリ「PayPay」を活用することで地域経済の活性化を目指すキャンペーン「あなたのまちを応援プロジェクト」を発表した。新型コロナウイルス感染症が日本各地に大きな影響を与えていることを受けた施策。

  • PayPay、自治体と共同で地方経済活性を目指す「あなたのまちを応援プロジェクト」発足

    「あなたのまちを応援プロジェクト」

PayPayは同プロジェクトで経済対策として、スマホ決済アプリ「PayPay」の利用を検討している地方自治体に対してキャンペーン運営やプロモーションをサポートする。今回の発表に先行して静岡県掛川市、埼玉県秩父市、静岡県浜松市、愛知県西尾市では既に実施を決定しており、これらを含む12の地方自治体と共同キャンペーンを予定する。

「PayPay」の利用で、地方自治体は地域振興券や商品券を使用せずに施策を行うことができ、印刷や発行、換金などの経費を大きく削減可能。消費者も商品券等を購入したり持ち歩く必要がなくなることで、双方ともにコストを削減しつつ、利便性を高められるとする。

キャンペーンの内容は主に、期間中対象店舗で「PayPay」を支払いに使うことで、支払金額の20~30%がPayPayボーナスで付与されるというもの。北海道厚真町では2020年9月以降に、マイナポイントと連携したキャンペーンを実施する予定で、詳細は後日発表される。