エミライは、手持ちの2ピン端子の有線イヤホンを完全ワイヤレス化できる、FiiO Electronics(フィーオ エレクトロニクス)の左右独立型耳掛け式Bluetoothレシーバー「UTWS1 2pin」を6月12日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は税別7,900円前後を見込む。直営オンラインショップ「FiiO Direct」などで予約受付を開始した。

  • FiiO UTWS1 2pin

    FiiO UTWS1 2pin

Bluetoothレシーバー部と、2ピン端子コネクタを備えた耳掛け式ワイヤーで構成。2ピン端子でリケーブルできるイヤホン(別売)を接続して完全ワイヤレスイヤホンとして使える。4月にMMCXバージョンを発売し、2ピンコネクターバージョンも今後発売予定とアナウンスしていたが、正式に発売が決まったかたちだ。

  • FiiO UTWS1 2pin

    2ピン端子コネクタを備えた耳掛け式ワイヤー

Bluetooth 5.0対応のクアルコム製SoC「QCC3020」を搭載。コーデックはSBC、AAC、aptXをサポート。左右別々のBluetoothヘッドセットを使用するような使い方ができる「個別モード」と、一般的なステレオ再生用の「ステレオモード」を備える。内蔵マイクでハンズフリー通話が可能で、cVcノイズキャンセリング技術に対応し、クリアな通話音質を実現する。

対応スマートフォンと組み合わせ、右の信号は右のイヤホンに、左の信号は左のイヤホンに伝送する「TrueWireless Stereo Plus」(TWS+)もサポート。音声の遅延を押さえ、接続の安定性をより高められるという。

  • FiiO UTWS1 2pin

    従来の完全ワイヤレスイヤホンのBluetooth接続方法(左)とTWS+の接続方法(右)のイメージ

耳に掛けるパーツには、カスタム仕様のチタン合金製形状記憶ワイヤーを採用。本体にはカスタム仕様のFPC(フレキシブルプリント回路基板)製のBluetoothアンテナを搭載し、受信性能を高めて安定した通話と音楽再生を実現。マルチファンクションボタンで音楽再生操作や通話操作が行える。防水ナノコーティングを施しており、汗や水分から本体を保護する。

連続再生時間は最大約8時間。内蔵バッテリー充電用のmicro USB端子を備え、充電時間は約1.5時間。重さは片側6.5g。キャリングケースなどが付属する。