リコーは、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として広がる新しい生活様式に対応するための支援として、同社が販売する全天球カメラ「RICOH THETA」とクラウドを組み合わせた見守りサービス「RICOH360 - かんたん見守りサービス」を無償で提供する。利用にはアカウントの登録が必要で、期間は2020年12月31日まで。
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「RICOH360 - かんたん見守りサービス」
同サービスは遠隔地からカメラの映像を確認できるクラウドサービス。今回無償で提供される「Analysis Monitoringプラン」では、簡易的に密集状況が把握できるヒートマップ機能も利用できる。
RICOH THETAに専用プラグインをインストールし、Wi-Fiにクライアントモードで接続すると撮影とアップロードが自動的に行われる。データはログインしたブラウザから確認でき、撮影した画像データそのものはRICOH THETAにも残らない。撮影時間帯の設定や、人物を自動でぼかす設定が用意され、本体を操作して設定できる。
法人向けに提供している行動分析サービス「RICOH360 - Analysis」に用いられている仕組みを活用したサービスで、セキュリティに十分配慮されたデータ管理が行われているという。
対応するRICOH THETAカメラは「RICOH THETA V」と「RICOH THETA Z1」。デバイスそのものは自分で用意する必要がある。
