仕事もゲームも可能なバランスの取れた製品

パフォーマンスに関してはいくつかベンチマークも実施しましたが、「デスクトップ向けの高性能GPU」にはさすがに及びません。ベンチマークソフトを実行すると、ものすごい勢いでファンが動き、それなりの騒音レベルになります。普段は抑えめですが、重い作業を実行するとファンが動作してパフォーマンスを維持するようです。

  • HUAWEI MateBook 13 2020
  • HUAWEI MateBook 13 2020

    CINEBENCHやFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマークの結果

  • HUAWEI MateBook 13 2020

    「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」のベンチマーク結果は「とても快適」でした

  • HUAWEI MateBook 13 2020

    CrystalDiskMark

外部GPUが効いてくるゲームやアプリケーションであれば、CPU内蔵グラフィックスよりも高いパフォーマンスを発揮します。動画を扱う場合は特に有効でしょう。アドビのLightroomやPhotoshop、一部の動画編集ソフトなども外部GPUに対応しているので、そうしたソフトウェアを使っているなら、GeForce MX250を搭載するCore i7モデルがオススメです。

また、ビデオ会議をしている場合、例えばZoomではそれほどGPUを使いませんが、画面共有やホワイトボード使用時にGPU利用率が上がります。CPU利用率も跳ね上がりますが、外部GPUがあることで負荷が分散し、パフォーマンスに余裕が生まれるのはけっこう大事なポイントです。

  • HUAWEI MateBook 13 2020

    Zoomでのパフォーマンス状況。ホワイトボードの共有で書き込みをしているとGPUの利用率が上がります

重量級のゲームは難しいですが、比較的軽量なゲームであれば快適に動作するので、仕事からゲームまで、幅広く使える製品といえるでしょう。

安価でパフォーマンスの低いPCは、生産性という意味ではあまりよい選択とはいえません。仕事にも使うなら、ある程度のパフォーマンスを備えたPCを選択すべきです。その意味で、特に外部GPUを持つCore i7モデルのMateBook 13 NEWは、仕事、学習、遊びまで、メインを張れるマシンです。