NTTドコモは3月18日、5G通信に対応したWi-Fiルータ「Wi-Fi STATION SH-52A」(シャープ製)を発表した。ミリ波とSub6帯の両方に対応し、同社Wi-Fiルータで最速となる受信時最大4.1Gbpsの通信が可能。発売時期は2020年5月下旬以降、価格は未定。

  • Wi-Fi STATION SH-52A

5Gの電波帯のうち、6GHz未満のSub6帯と、28GHz帯などの高周波帯(ミリ波)の両方に対応。ドコモの5G電波帯では、3.7GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯に対応し、受信時最大4.1Gbps、送信最大480Mbpsの高速通信が行える(ただし2020年6月以降に提供予定)。4G LTE通信にも対応し、その場合でも同社LTEルータ最速の受信最大1.7Gbpsの通信が可能だ。

  • 背面

本体にはマルチギガビットと呼ばれる2.5ギガビット対応の有線LANポートを搭載し、有線でも接続できる。無線LANの規格はIEEE802.11a / b / g / n / ac / axに準拠し、最新のWi-Fi 6(11ax)が利用可能。本体前面には約2.4インチのQVGA(320×240ドット)の液晶を備え、操作内容や通信状況を表示する。

Wi-FiSTATION SH-52Aの主な仕様

  • サイズ: 約84×157×16mm
  • 重量: 未定
  • Wi-Fi: IEEE 802.11a / b / g / n / ac / ax
  • バッテリー容量: 4,000mAh
  • 連続待受時間: 未定
  • 通信速度(5G): 受信最大4.1Gbps/送信最大480Mbps
  • 通信速度(4G): 受信最大1.7Gbps/送信最大131.3Mbps
  • 同時接続台数: 18台(Wi-Fi:15、USB:1、有線LAN:1)
  • 接続端子: USB Type-C
  • カラーバリエーション: ブラック