エプソン販売は1月30日、税務・財務の業務を効率化する「R4シリーズ」の新製品として、2020年4月から適用される大法人の電子申告義務化に伴う申告業務をサポートする「電子申告オールインワンパック」を、4月上旬より販売開始することを発表した。

  • 「SMILE V」との連携は2020年3月以降、順次連携予定

    「SMILE V」との連携は2020年3月以降、順次連携予定

「電子申告オールインワンパック」は、財務・給与をはじめとする電子申告に必要な税務ソフトをひとつにまとめたオールインワンパック。「スタンドアローンモデル」と、3人まで使える「3ユーザーモデル」が用意され、会社の規模に合わせて選択できる。

同パックに含まれるのは、法人税・地方税申告書に対応し、第20号様式の市町村民税税率マスターの自動配信に対応する「法人税顧問 R4」、補助科目名称などの一括取込機能を備える「内訳・概況書顧問 R4」、消費税の申告書や付票を効率よく作成でき、申告書に準じたレイアウトでの入力方式を採用した「消費税顧問 R4」、一括処理でスムーズに電子申告を実現でき、進捗がわかるアイコン表示で業務を効率化する「電子申告顧問 R4」の4つの製品。

さらに、2020年3月以降は、OSKのERPシステム「SMILE V 会計」と「電子申告オールインワンパック」との連携により、会計処理から電子申告業務までをワンストップで行うことが順次可能になるという。

価格は、「スタンドアローンモデル」が標準価格 20万円(税別)、年間保守料金が10万円(税別)、「3ユーザーモデル」が標準価格 55万円(税別)、年間保守料金が14万8,000円(税別)。