AWS(Amazon Web Services)のクラウドインテグレーターであるサーバーワークスは1月24日、同社が提供するAWS運用自動化サービス「Cloud Automator」にAmazon EBS(Elastic Block Store)のバックアップ状態を定期的にチェックする機能を追加したことを発表した。

  • 「Cloud Automator」の新機能概要(同社資料より)

    「Cloud Automator」の新機能概要(同社資料より)

追加された機能は運用自動化サービス「Cloud Automator」に登録されているAWSアカウントに存在するEBSのバックアップ状況の定期的(毎日一回)チェック。一定期間バックアップされていないEBSがあった場合、週に一回メールで通知。チェック結果は「Cloud Automator」のWeb画面で確認できる。

今回の機能追加は、昨年8月にAWS東京リージョンの一部で発生した障害事故で高まったバックアップの重要性の認識に応えるもので、ブロックストレージサービスAmazon Elastic Block Storeの定期的なバックアップを促すものだ。運用自動化を提供する「Cloud Automator」ではバックアップ運用自動化のジョブを手軽に作成できるが、バックアップの定期的な取得を失念しているケースも多く見られることを同社は述べている。