さくらインターネットは、Dockerなどコンテナイメージの保管や公開制御を行えるコンテナレジストリ機能を同社サービス「さくらのクラウド」Labプロダクトに追加したことを発表した。Labプロダクトは開発中のサービスを実験的に機能提供するもので、期間中はユーザーが無料利用できる。

コンテナエンジンを(コンテナレジストリ名).sakuracr.jpで運用するDockerHub互換のレジストリサービスは、同社が行うITエンジニアや同社のユーザーなどが集う「さくらの聖夜」で発表。コントロールパネルから容易にレジストリの作成・管理が行うことができ、[追加]からコンテナレジストリ名、タグ、公開設定のチェックボックス(Push&Pull/Pullのみ/非公開)、説明などを入力して作成。コンテナレジストリの制御、ユーザーの追加やパスワード、コンテナの公開設定をGUIで制御できる。マニュアルも設置されている。

  • コントロールパネルの画面 同社資料より

    コントロールパネルの画面 同社資料より

なお、同社は1月30日に「続・今日から始める!Dockerハンズオンセミナー ~アプリケーションのコンテナ化に欠かせない、ネットワークとボリュームの活用編~」(東京)を開催するなど、開発環境の構築やアプリケーションのコンテナ化など手を動かしながらのDocker習得機会も提供。「『やりたいこと』を『できる』に変える」の理念のもとニーズの高い機能を実装する試みを重ねている。