G.U.Labsは、Webブラウザ「Lunascape」事業の買収が完了したと発表した。買収の効力は2019年9月末日に発生し、2019年11月末日に買収手続きが終了したという。

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Lunascapeは、2001年に正式サービスを提供した国産Webブラウザ。当時はまだ珍しかったタブ切替式のインタフェースを採用しており、サービスが拡大した2004年に事業化。同ブラウザの開発やサポートを行うLunascape株式会社が設立された。その後、電子書籍事業を手掛けるメディアドゥが2017年にLunascapeの全株式を取得し、Lunascapeを子会社化した。

今回、ブロックチェーン関連事業や、アプリケーション開発などを手掛けるG.U.Labsが、Lunascapeの全株式を取得し、子会社化を完了した。G.U.Labsは2018年5月に設立されたスタートアップ企業。Lunascapeの開発者で、会社代表も務めていた近藤秀和氏は、G.U.Labsの新しい代表取締役に就任し、LunascapeのブランドはG.U.Labsが引き継ぐ。

Lunascapeを子会社化した理由として、G.U.Labsは、「LunascapeをベースとしたDApps(分散型アプリケーション)をはじめとする、Web3.0時代のコンテンツに対応した新しいWebブラウザを開発するため」と説明している。子会社化と合わせて、iOS / Android向けブラウザ「Lunascape Mobile」の新バージョン(コードネーム:Wonderland)も、18日に公開した。

今後G.U.Labsは、ソニーとWebブラウザ開発分野で、Webブラウザを通じたプライバシー保護や、エンターテイメントコンテンツとブロックチェーンの融合の可能性などについて共同研究を行っていくという。