アイ・オー・データ機器は12月11日、広視野角のADSパネルに、4辺に狭額縁を採用したWQHD解像度の27型液晶ディスプレイ「LCD-MQ272EDB-F」を発表した。2020年1月上旬に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税別49,800円前後。

  • LCD-MQ272EDB-F

2,560×1,440ドット解像度の27型液晶ディスプレイ。上下ベゼルが各2mm、左右ベゼルが各6mmと、4辺のベゼルを細く仕上げた見やすいデザインを採用した。ディスプレイを回転できるピボット機能も備え、縦横どちらでも設置できる。

パネルは、上下/左右で各178度の視野角となるADSパネルを採用。機能面では、SD画質映像の解像感を向上させる超解像技術や、映像にメリハリをつけて鮮やかに表現する「エンハンストカラー」機能、Webやオフィス、ゲームといったコンテンツに合わせた表示プリセットが適用できる「画面モード」、映像を判別し自動で最適な明るさにする「CREX」機能などを搭載する。

上記を除く主な仕様は、輝度が350cd/平方メートル、コントラストが1000:1(CREXレベル2設定時は18700:1)、応答速度が14ms[GTG](オーバードライブレベル3設定時は5ms[GTG])、最大リフレッシュレートが60Hzなど。

映像入力端子はHDMI×3、DisplayPort×1。このほか、メンテナンス用のUSBポート(ダウンストリーム)を用意する。また、スピーカーは2W+2Wを搭載する。

チルト角は上23度/下5度、スイベル角は左160度/右160度で調節可能。VESAマウントは100mmに対応する。本体サイズはW614×D245×H411~541mm、重さは約7.5kg(いずれもスタンドあり時)。

  • 本体背面