カメラ性能が高く、実は普段使いにもオススメ

ゲーミングスマホではあるが、アウトカメラにはソニーのCMOSイメージセンサー(IMX586)を採用し、48メガピクセルのメインカメラと、13メガピクセルの広角カメラのデュアル仕様。ASUSのZenFoneシリーズではおなじみの撮影シーンを自動的に判別するAIシーン認識に対応と手軽に最適な写真が撮れるようになっている。インカメラも24メガピクセルと高精細だ。

  • 48メガピクセルのメインカメラと、13メガピクセルの広角カメラのデュアルカメラ

  • アウトカメラでの撮影。すべてデフォルトの状態で撮影している。ややコントラストが強い印象だが、手軽にきれいな写真が撮れる

文句無しの高性能で満足度抜群の1台

Snapdragon 855 Plusが生み出す高い性能は使っていて気持ちいい限り。120Hzのディスプレイでスクロールも滑らか、6000mAhの大容量バッテリーで動作時間も長い、30Wの急速充電「ROG HyperCharge」をサポートし、66%の容量を58分で充電できるのもポイント。ゲームだけではなく、普段使うスマホとしても十分すぎるほど魅力的だ。ただ、重量は約240gあり、持つとズッシリとくる。サイズを考えると仕方が無いが、そこが唯一気になったところだ。

また、ROG Phoneと言えば豊富な周辺機器もウリの一つ。ROG Phone IIにもゲームパッド機能を追加する「Kunai Gamepad」や2画面を実現する「TwinView Dock II」なども同時に発表された。実際の使い勝手については別途レビューする機会を設けたいと思う。

  • 「Kunai Gamepad」(上)と「TwinView Dock II」(下)