気象庁は11月6日、気象庁の報道発表を装い偽アプリをダウンロードさせる迷惑メールが確認されたとして、注意を喚起した。気象庁ではアプリの配布を行っておらず、メールに貼られた不審なリンクにアクセスしないよう呼びかけている。

気象庁の発表資料によると、同庁の名前を勝手に使い、津波と地震の早期警報を行うモバイルアプリを開発したとして、不審なWindowsアプリへのリンクが貼られた迷惑メールが出回っているという。

気象庁では、不特定のユーザーにアプリのダウンロードを促すメールを発信しておらず、該当メールは気象庁とは全く関係がないという。同庁は、迷惑メールで金銭的被害などを受けた場合、速やかに警察へ被害届を出すよう促している。