パーソナル目覚まし「アイマスクアラーム」レビュー - 光と振動で起床、音とビームは出ません！

ハロウィンで怪人ごっこもできます（※できません）

おはよーりんこだぷー（訳：おはようございます）、ジャイアン鈴木です。突然ですが皆さんはパートナーと仲がいいですか？ワタシは比較的妻と仲がよく、一応同じ寝室で寝ているのですが、朝、自分用のアラームなどで妻が起きてしまうことがあり、そんなときの妻はほんのちょっぴり機嫌が悪いのです。

「ゴラァ！」とか「わらわの眠りを妨げるのは誰ぞ？」みたいな感じで。

というわけで今回サンコーさんより借用したのが、自分だけが目覚められる、画期的なパーソナル目覚まし「アイマスクアラーム」です！

サンコー「アイマスクアラーム」直販価格7,380円（税込）

これが正しい使い方。本体サイズは230×80×20mm、重量は約57g。頭回り約52～73cmに対応します

光と振動で起きられるスマートな目覚まし

「アイマスクアラーム」は、サンコー製品としてはいつもどおり、その名のとおり、アラームを内蔵したアイマスクです。「ワザあり！」なのが、音で起こすのではなく、光と振動で装着者を起こしてくれること。つまり同じベットで「アハハ」「キャハハ」「ウフフ」と同衾しているカップルだとしても、はたまたワンちゃん猫ちゃんと一緒のベッドで優雅にスヤァと眠るお一人様だとしても、家族を起こさずに自分だけが夢の世界から目覚められるわけですね。ざ・ん・し・ん！

「アイマスクアラーム」の製品パッケージ

パッケージには「アイマスクアラーム」本体、microUSBケーブル、説明書が同梱されています

「アイマスクアラーム」の裏面

上側の面ファスナーを剥がすと、「アイマスクアラーム」の中身を取り出せます。つまり外側のアイマスク部分は洗えます。清潔さを保てるわけですね。エプロンをした外国人女性と男性が片足を跳ね上げつつ、ジャンプして喜ぶ姿が目に浮かびました。「ジム、見てよこれ！洗えるのよすごいでしょ？」「なんだってキャシー？信じられない！」……疲れているのかな……

利用する前には充電が必要。バッテリー充電時間は約2時間。1回の充電で約60日使用可能です（アラームを毎日3分使用した場合）。なお、筆者はPC＆スマホメインのライターですが、さすがに2019年に発売されるデジタルデバイスとしては、microUSB端子ではなくUSB Type-C端子を採用してほしかったところだ。次期モデルでは端子がアップグレードされることに期待したい」なんてことは空気を読んで言いませんよ

アプリで設定、接続はBluetooth

さて、「アイマスクアラーム」にはアラーム設定アプリがiOSとAndroid向けに用意されていますが、公式アプリストアで配信されているのはiOSのみ。Android用アプリはサンコーのサイトからダウンロードする仕様となっています。この点はちょっとメンドーですね。

というわけで今回は、iPhoneにアラーム設定アプリ「Eyemask Alarm」をインストールしました。使い方は下記のとおりです。

これがアラーム設定アプリ「Eyemask Alarm」
「Eyemask Alarm」を起動するとBluetoothの使用が求められるので「OK」をタップします

すると、「アイマスクアラーム」本体の電源が入っていれば、自動的に接続されます。これで準備完了
前の画面で「アラームを設定」をタップすると、アラームを作動させる時間を指定できます。シンプルな仕様です

徐々に明るくなるLED、振動は強め

さて肝心の使い心地ですが、アラームの仕様がよく考えられていますね。まず設定時間の40秒前ぐらいから、まぶた側に内蔵しているLEDライトが少しずつ明るくなり始めて、その後アラームの設定時間に振動が始まります。段階的に起こしてくれるのは優しいなーと思いました。また、振動はかなり強め。これで起きない方はほぼいないと思われます。

LEDライトは段階的に明るくなるので、いきなり眩しい思いをすることはありません

アラームはスマホ側で止めます。マスク側では止められないので注意

オフィスの仮眠や長距離移動にもよさそう

基本的には気に入った本製品ですが、いくつか不満点があります。まず顔への当たりがちょい硬めです。もう少しクッションを厚くして、当たりを柔らかくしてほしいですね。私の顔がでかいせいかもしれませんが。

もうひとつは、ちょっと本末転倒な気もしちゃうのですが、「アイマスクアラーム」を寝ている間にはずしてしまう可能性があるので、光と振動で起きなかった場合に、スマホの音で起こす設定を追加してほしいのです。スマホ自体のアラーム機能を利用してもいいのですが、毎日起きる時間が違う場合、アラームをふたつ設定するのもイヤンなので、最終手段としてぜひとも実装してほしいところです。