ソフトバンクは10月29日、企業ネットワークの内外にあるリソースへ安全にアクセスできるSDP(Software Defined Perimeter)型リモートアクセスサービス「Zscalerプライベートアクセス」の提供を開始した。

  • 「Zscalerプライベートアクセス」の利用イメージ

    「Zscalerプライベートアクセス」の利用イメージ

同サービスの特徴として、利用しているシングルサインオンサービスとの連携による認証に加え、特定のセキュリティソフトウェアがインストールされているなど、デバイスの設定状況を条件としたアクセス制御を可能とし、セキュアなリモートアクセスを実現するという。

また、導入にあたってはソフトバンクのシステムエンジニアが導入を支援し、導入後は高度な知識を有する専門スタッフによる24時間365日のカスタマーサポートを提供する。さらに、別サービスの「Zscalerインターネットアクセス」との一元窓口対応を可能としている。

そのほか、従来型のリモートアクセスでは専用ハードウェアの初期導入コストに加え、通信経路の設計や設置した各ハードウェアに対する設定作業などの運用負荷が発生していたが、同サービスでは専用VPN装置の設備コスト、煩雑な運用負荷を低減できるという。