パナソニックは9月18日、ユーザー一人ひとりの暮らしに寄り添った、豊かな食生活をサポートする「くらしアップデートサービス」を発表した。10月から開始する。

  • 「くらしアップデートサービス」のイメージ

くらしアップデートサービスは、食にまつわるさまざまなサービスとキッチン家電を組み合わせて、ユーザーの食生活をサポートするもの。サービスの中心となるのは、スマートフォン用のプラットフォームアプリ「キッチンポケット」だ。

ユーザーはキッチンポケットアプリを通じて、レシピ、キッチン家電、食材宅配サービス、コミュニティ機能を利用する。献立立案や買い物、下ごしらえ、調理、片付けといった時間を短縮し、食事や家族の団らんの時間が創出できるとしている。

  • 「くらしアップデートサービス」で提案する価値

キッチンポケットアプリは無料で、9月下旬にGoogle PlayとApp Store公開予定。Android 6.0以上、iOS 11.0以上対応だ。アップデートによって、新たなメニューなども追加していく。

主な機能としては、キッチン家電と連携したメニューや献立の提案、献立に応じた食材の買い物リストを自動生成、対応家電へのメニュー送信など。対応するキッチン家電は、スチームオーブンレンジ「三ツ星ビストロ」シリーズから「NE-BS2600」が10月に発売予定。以降も対応家電を発売していくとしている。

食材宅配サービスは、ヨシケイと提携し、10月からヨシケイが提供を始める予定だ。三ツ星ビストロのワンボウルレシピや凍ったままグリルといった機能を活用した、専用食材(ミールキット)を食材メニューとしてアプリから注文可能になるようだ。

なお、パナソニックでは、2019年8月末現在で既に300万人の登録利用者を持つWebサイト「キッチンポケット」も運営している。アプリのキッチンポケットを利用することで、Webサイトのユーザーとメニューや操作方法について情報交換できるようになる。