通信容量が気になるときはダウンロードしよう
通勤・通学時に特にお気に入りの楽曲をヘビロテ再生したいという場合、楽曲リストの右端などに表示される雲の形をしたアイコンをタップすると端末にダウンロードされます。
ダウンロードした楽曲は、ミュージックアプリの下側メニューの「ライブラリ」内に「ダウンロード済み」のアーカイブとしてストックされます。
街中で気になった曲はShazamで調べて連携
気に入った楽曲は「共有」メニューを選択して、AirDropにメールやLINEでリンクを送ることができます。
街中でふと耳に飛び込んできて気になった楽曲は、Shazamを使って検索。iTunesにタイトルがあればそのまま「iTunesで購入」を選択すると、画面のトップにApple Musicで「聴く」ためのアイコンが表示されるので、さらにこちらをタップすると、気になった楽曲をライブラリに登録して何度も聴けます。
海外でも制限なく聞ける
筆者は先日取材のためスペインを訪れた際、現地でApple Musicを立ち上げて、ライブラリに保存したお気に入りの楽曲を聴いてみましたが、海外でも問題なく使うことができました。ただし短い滞在期間中にひとつの国でしか試していないので、もしも複数の国をまたがって長期滞在した場合などには条件が変わってくるかもしれません。
iPhoneやMacとの組み合わせはやっぱり使いやすい
iPhoneを中心としたMacにApple Watch、AirPodsなどAppleのデバイス同士によるエコシステムにはApple Musicが完全にフィットしていて、とても使いやすい音楽配信サービスです。
流行りのスマートスピーカー連携がどうなのか気になるところですが、いまのところ日本国内では、Appleのスマートスピーカーである「HomePods」が販売されていなかったり、Apple Musicのサービスを統合している他社のスマートスピーカーもまだ現れていません。
2018年秋に日本でも発売された米SONOS(ソノス)の「Sonos One」はApple Musicをビルトインしている数少ないワイヤレススピーカーです。
iPhoneやiPadがあれば、ミュージックアプリで選んだ楽曲をAirPlay 2/AirPlay経由で対応するオーディオ機器やApple TVなどにホームネットワーク経由でキャストして聴くこともできます。
また、2019年はソニーのブラビアやLGエレクトロニクスのスマートテレビにも一部AirPlay 2対応のモデルが発売されるので、Apple Musicをイヤホンやヘッドホン以外の機器でも楽しめるリスニング環境は今後ますます広がるものと期待してよさそうです。
Apple Musicはトライアル期間が3カ月と長く試せるサービスなので、音楽配信サービスは初心者という方、そして他社のサービスから乗り換えを検討している方も試してみる価値がありそうです。