光るSSDがさらに増殖中。M.2にも登場し、2.5インチはよりハデに
ここ数年、SSDに関してもゲーミングモデルは光る。そしてこれまではSATA接続モデルが大半だったが、M.2 SSDの普及拡大に合わせてM.2 NVMeの光るSSDが一気に増えてくるようだ。
一方、ADATA Technologyの「SPECTRIX S40G」は、ヒートシンクの上下に乳白色のバーを設けて内部のRGB LEDが発光するM.2 NVMe SSDだ。PCI Express Gen3 x4接続でリードが3.5GB/s、ライトが3GB/s。容量は256GB/512GB/1TB。
ESSENCOREのKLEVVブランドからは、「CRAS C700 RGB」。この製品も中央にヒートシンク、その上下に乳白色のバーを設けて内部のRGB LEDを発光させる。同社のメモリ製品と同じように、クリスタル風のカッティングが複雑な表情を見せるところが特徴だ。
コントローラはSillicon MotionのSM2263EN。PCI Express Gen3 x4接続だが、転送速度はもっとも速いモデルでもリード1.5GB/s、ライト1.3GB/sとマイルド。120/240/480GBと容量ラインナップもやや小容量寄りだが、その分価格を抑えたライティングが可能になるだろう。
Patriotの「VIPER VPR100」もRGB LED搭載M.2 SSDを発表。コントローラはPS5012-E12で、接続はPCI Express Gen3 x4。ヒートシンクのスリット内にRGB LEDを収めている。リードは3.1GB/s、ライトは3GB/s。同様に、光らないモデルとして「VIPER VPN100 PCIe m.2 SSD」も用意している。こちらはリードが3.45GB/s、ライトが3GB/sでVPR100よりも少しリードが速い。
Team Groupでは、2.5インチSATA SSDの表面をほぼLCDに置き換えたSSD「T-FORCE DELTA MAX RGB SSD」をデモしていた。一見すると超小型ディスプレイのようだ。基本的に中央にT-FORCEのロゴを、背景はレインボーグラデーションがアニメーションするといった光り方をする。このくらいの面積、このくらいのインパクトになると、ケース内よりもケース外で光らせたくなる印象だ。また、表示させる情報やアニメーションをカスタマイズできればさらに活用の幅が広がるかもしれない。