宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月25日、小惑星探査機「はやぶさ2」が現在実施中のクレーター探索運用(CRA2)において、リュウグウ表面に人工クレーターが見つかったことを明らかにした。はやぶさ2は今月5日に、衝突装置(SCI)の運用を実施。リュウグウへの命中が確認されており、今回のCRA2でクレーターを探す計画だった。

はやぶさ2は前日夕方より降下を開始。リュウグウの高度1.7kmから、SCIの目標点を中心としたエリアを観測し、衝突前後の画像を比較することで、生成されたクレーターを探すことになっていた。

JAXAは本日17時より記者会見を開催中。詳細については後ほどお伝えする。

  • 人工クレーター

    中央が今回撮影した画像。明らかに地形が変わっている (C)JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研

「はやぶさ2」人工クレーター探索運用の様子 (C)ISAS/JAXA