エプソンダイレクトは4月16日、ハイエンドデスクトップPC「Endeavor Pro9000」をベースとしたクリエイター向けPC 3モデルを発表した。

ラインナップは「Endeavor Pro9000 CAD 設計 Select」「Endeavor Pro9000 動画編集 Select」「Endeavor Pro9000 3DCG 制作 Select」で、10コアCPUや最新世代のハイエンドGPUを搭載するほか、それぞれの用途に合わせて主要なソフトウェアで動作検証を行っている。

  • Endeavor Pro9000 クリエイター向けPC

Endeavor Pro9000 CAD 設計 Select

製品デザインや建築・土木設計、CAE、BIMといった解析向けのモデル。「Solidworks 2018」「AutoCAD 2019」での動作を確認している。

構成例の1つとして、CPUはIntel Core i9-9900X(10コア/20スレッド)、チップセットがIntel X299、メモリが32GB、ストレージが512GB SSD、グラフィックスがNVIDIA Quadro P2000 5GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 10 Home 64bit。価格は税別449,600円。

Endeavor Pro9000 動画編集 Select

4Kノンリニア編集に対応したモデル。多コアを生かして、重いコーデックを使用する作業で処理時間を短縮する。動画編集で広く使われる「Edius Pro 9」「Adobe Premiere Pro CC」で動作を検証した。

構成例の1つとして、CPUはIntel Core i9-9900X(10コア/20スレッド)、チップセットがIntel X299、メモリが32GB、ストレージが512GB SSD+2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2070 8GB、光学ドライブがBlu-ray Discドライブ(BDXL対応)、OSがWindows 10 Home 64bit。価格は税別492,600円。

Endeavor Pro9000 3DCG 制作 Select

高速のレンダリング処理が必要な3DCG制作向けのモデル。オプションで最大18コア/36スレッドのIntel Core i9-9980XEも搭載可能。「Autodesk Maya 2018」「V-Ray for Maya 2018」「Adobe Photoshop CC」「Adobe Illustrator CC」

構成例の1つとして、CPUはIntel Core i9-9800X(8コア/20スレッド)、チップセットがIntel X299、メモリが32GB、ストレージが512GB SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2070 8GB、光学ドライブがBlu-ray Discドライブ(BDXL対応)、OSがWindows 10 Home 64bit。価格は税別432,600円。