パナソニックは3月26日、スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「Wおどり炊き」の新製品「SR-VSX9」シリーズを発表した。発売は6月1日で、価格はオープン。推定市場価格は5.5合炊きの「SR-VSX109」が110,000円前後(税別)、1升炊きの「SR-VSX189」が115,000円前後(税別)。

  • Wおどり炊き
  • Wおどり炊き
  • 色はブラックとホワイト。写真はSR-VSX109

パナソニックの炊飯器は、釜の内部に泡の熱対流を生み出す独自技術「大火力おどり炊き」と、加圧・減圧を繰り返し釜の内部に対流を作り出す「可変圧力おどり炊き」を組み合わせた「Wおどり炊き」でお米をふっくらおいしく仕上げる。新モデル「SR-VSX9」シリーズは、追い炊き工程を進化させた「加圧追い炊きplus」を搭載。追い炊き工程時に圧力センサーで繊細な圧力制御を施し、1.05気圧の圧力を従来モデルより長くかけることで、お米の表面を崩さずハリを残しながら、従来モデルで炊いたお米より10%ほど粒を大きく仕上げるという。

短時間でお米を炊く「高速コース」も進化させた。従来モデルの高速コースにおける前炊き・炊き上げ行程を見直し、追い炊き・蒸らし工程時に220度のスチームを追加した「スチーム高速コース」を用意。最速24分で、もっちりおいしいご飯を炊き上げる。

お米の銘柄ごとに専用プログラムを用意した「銘柄炊き分けコンシェルジュ」には、2018年に本格デビューした山形産「雪若丸」、富山産「富富富(ふふふ)」を新たに追加。これにより、計50銘柄の炊き分けが可能となった。

このほか、玄米を最短約65分で炊き上げる「玄米高速コース」、もち麦・押し麦を簡単に炊ける「麦ごはんコース」などを備える。本体サイズはSR-VSX109がW27.5×D36.1×H23.4cm、重さは約7.7kg。SR-VSX189がW29.8×D39.1×H27.0cm、重さは約9.0kg。